「頼むって、圭史!
お前が来てくれないと困るんだって!
お前が来ること、相手の女の子たちにも言っちゃったし………」
「はぁ!?
お前は勝手に………」
手を合わせて頭を下げる誠を見ながら、俺は呆れながら溜息を吐いた。
誠はいつだってこうだ。
このお調子者で、軽い性格は少し治したほうがいい。
そう思うのは俺だけか?
まあ、女たちと体だけの関係を続けている俺がそれほど偉そうなことは言えないけど。
「………そりゃ…、
何もなければ、百歩譲って行ってやってもいいんだけど………、
無理だ」
「なんでだよ~…」
情けない声を出しながら、席を回り俺にしがみ付いてくる誠。
「やめろっ、気持ち悪い!」
「いいや。
俺は、お前が来てくれるとOKしてくれるまでは、絶対に離さないぞ!」
「なんだよ、それ!
とにかく、離せ!」


