そりゃ、真澄とは中学も同じだから、友達歴も長いけど、今まであの子のあの報道マンらしい行動力に、あたしは今まで一度も家に呼んだことはない。
何かとあたしのことをネタにするから、部屋を赤裸々に語られたりしたら溜まったもんじゃない。
それに、ママのこともある。
このあたしの母親がほとんど性格が正反対とも言えるママ。
そんなママがあたしの母親だということになれば、それこそ大喜びして記事にしそうだし。
生憎、三者懇談とか参観日とか、当たり障りのない行事には今のところママの化けの皮は剥がれてないし。
だからこそ、真澄にはばれないようにママと真澄を接触させないように、自分の中では気をつけていたつもり。
それが、どうして?
「うふふ。
実は~…、ママ、茅乃が知らない間に、真澄ちゃんと会ったりしてたのよ~?
茅乃家では学校のこと話してくれないんだもん!
だから、真澄ちゃんに学校での茅乃のことを報告してもらってたの!」
最後に「うふっ」なんて気持ちの悪い声を付けながら、ママはきゃぴきゃぴとはしゃぐ。
あまりにも衝撃的な告白に、一瞬固まっちゃったけど、ハッとする。
「ちょっと待って!
一体、いつから?
高校に入ってから?
それとも―――…」
まさか、中学の時からとか言わないわよね?


