「さてと、見せてもらおうか~?
今更隠そうとしても、無駄だからな」
「か、隠すつもりなんて全然ないよ!
っていうか、すっごくよかったし!」
「ふ~ん……。
なのに、その顔か?
点数いいなら、もっと嬉しそうな顔して、俺にテスト見せろよ」
そ、それはあたしのせい!?
自分の日頃の行いの悪さが生んだ結果じゃないの?
大体ね、驚いていただけのあたしを見て、すぐに圧力をかけてくるほうが間違ってるっての!
だから、びっくりして思わず怯えたんじゃないか。
条件反射だ、条件反射!
ムカつきながらも、あたしは圭くんに今日返ってきたテストを見せる。
昨日までの返してもらったテストは机の中にしまっておいたので、それを引き出しから出して来た。
「どうだ!」
自信満々に圭くんの前に返ってきたテストを並べる。
自信満々なあたしを前に、圭くんは冷静に一枚一枚テストを手にとって見ていく。
どうだ?この点数。
さすがの圭くんもびっくりでしょ!
絶対に褒められると思い込んでいたあたしは、予想外の圭くんの言葉に、「はい?」と聞き返す。


