「よしっ! 充電完了!」
「へ? 充電?」
なんか意味のわからないことを言われたけど、圭くんは立ち上がると、自分のいつもの定位置へと着く。
そして、定位置に着いた途端、にっこりと微笑んでくると、手をあたしのほうへと差し出してきた。
「ほれ、テスト。
そろそろ返ってきてんだろ?」
うひゃぁああ!
わ、忘れてた!
そうだった。
テストが明けて、そろそろテストも返ってきた日。
今日の家庭教師では、絶対にテストを要求されると思ってたのに!
いろいろとあって、忘れてた~!
「なんだよ、その顔は。
まさか―――…、
あんなに俺が特訓してやったってのに、悪い点数とかじゃないよな?」
いや。
結果はよかった。
さすがに圭くんの特訓はすごくて、かなり助かった。
だけど、だけどね。
そんな鬼の形相で聞かれると、いい点数でも、引きつった顔しか浮かべられないと思うんだ。
うん、絶対に!


