そう思ったあたしの予想は当たった。
センスよく服を着こなした静香さんがそこには立っていた。
「―――静香…さん……」
また、どうして―――…。
この前とは違う想いがあるあたしは、後ろめたさもあり、警戒してしまう。
言ったことも、会ったことも、もちろん、圭くんに未だに自分の気持ちを言っていないあたし。
彼女があたしの気持ちなんてものを知っているはずなんてないのに、それでも、このタイミングでまたも現れたことに動揺してしまう。
「よかった、待っていたの…」
そりゃ、そうでしょうね。
今回は、あたしが出てきたのか早かったということもあって、今のところ、この前のように野次馬のように取り巻く男子たちは居ない。
だけど、下校時間の今、校門をちらほらと出て行く男子生徒の視線はやはり、静香さんに向いていた。
だって、やっぱりこの人ってすごい美人なんだもん。
スタイルもいいし、モデルやってますと言ってても驚かないわよ。
そして、そんな人が想いを寄せてくれているのに、圭くんはなぜかあたしのことを好き―――…。
なんか、その構図もよくわからないんだよね。
どうして、圭くんはあたしのことを気に入ってくれてるんだろ?
やっぱり、いじめがいがあるからとか?
それはそれで、かなり悲しい―――…


