口調が明らかに嬉しそうな圭くんに、ムッとしながら、「欲しくありません!」ときっぱりと言い放った。 ククッと嬉しそうな笑いが聞こえてきて、ますます腹が立つ。 やっぱり、圭くんなんて大嫌い! 「じゃあ、今すぐ取りに来てよね! ふんっ!」 あたしはそれだけ言うと、携帯を切ってやった。 本当にムカつく。 どんだけからかえばいいわけ? むかつくったらありゃしない。 あたしはキーケースを掴むと、部屋を出て行った。