子供+大人=恋?の方程式












     *











「茅乃ちゃん、圭史の教え方はどう? 

ちゃんとわかる?」


「あ、は…」


「そんなの、登紀子さん。

わかりやすいに決まってるじゃない。

ねぇ、茅乃?」


「ま、」


「そう? 

それなら、よかったんだけど。

もう、心配で心配で。真鶴さんのご好意でバイトをさせてもらっていても、ちゃんとこの子がしているのかどうか」


「全然心配は要らないわよ~。

圭くんはすごいんだから」





 うふふふふと二人で顔を見合わせて笑っているママたち。


 あのさ~…、あたしに聞いてるなら、あたしが答える前に二人で話していくのはやめてくれない?





 こうやって、お茶を飲みながらも会話をしているのは目の前の二人。


 あたしと圭くんは二人の話を黙って聞いてるだけ。


 お茶をする意味ってあるわけ?


「それにしても――…」





 含み笑いを浮かべながら、あたしたちのことを見てくるママたち。