「い、いきなり、何を………!?」


「ハハハ。冗談だよ、冗談」


「な、なんだ、冗談か………」





 コウさん。


 爆弾発言しすぎですよ。


 あたし真に受けてびっくりしちゃったじゃないですか。


「だけど―――…」





 一言呟いたコウさん。


 私はそんなコウさんを見つめていると、コウさんは軽くあたしの頭に手を乗せた後、「なんでもないよ」と言いながら歩き出した。





 一体、なんなんだろう?





 不思議に思いながらも、あたしはコウさんの後をついて行った。