「真澄ちゃんも一緒に送ってあげるよ」
「ええっ!?
いいんですか!?」
「ちょ、ちょっと真澄!」
あたしは断る気満々なんですけど、なんかこの調子で話が進むと圭くんに家まで送ってもらうことになりそうな予感が………
「よろしくお願いします!」
あたしの止めようとしている言葉など完璧スルーしてくれて、真澄は圭くんに送ってもらうことを了承してしまった。
「ということで、決定な」
ニッと笑う圭くんの顔を見て、あたしはまたしても嵌められたのだと気づいた。
「コウ、お前はどうする?」
がっくりと項垂れていたところ、圭くんは後ろに居たコウさんへと声をかける。
「僕はバイクがあるからいいよ。
あ、そうだ」
思い出したかのような声をあげたかと思うと、コウさんはあたしの元へと近づいてきた。
何かと思ってコウさんのことを見ていると、コウさんは携帯を取り出してきた。
「茅乃ちゃん。
携帯のアドレス交換してくれない?」
「へ?」


