ほとんど脅しに近い感じの圭くん。
圭くんってお友達にもこんな風なんだ~…。
拓斗の話だと圭くんは女には冷たいって言ってたけど、男にも冷たい感じがするんだけど………。
「圭史っ、会いたかった!」
そう言うと、その美女は圭くんに思いっきり抱きついた。
うおっ!
目の前ですっごい人だな~…。
だって、ここって一応公共の場というか、すごい人がたくさんいるのに………。
呆気にとられて見ていると、なぜかあたしの視線と圭くんの視線がばっちりと合ってしまった。
なんとなく、反射的にへら~と笑ってしまった。
それが、圭くんには悪かったみたい。
圭くんはキッと睨んでくると、すごい勢いで、抱きついてきた美女を自分から引き剥がすと、あたしの目の前へとやってきた。
「お前、今、何か妙なこと想像しただろ」
「へ?
し、してないよ。
してない!」


