「…はい!?」
寝る!?寝るっ!?
「もう3時だし、鈴香が行ったんでしょうが“なっつは寝なさい”って」
「それは一緒に寝るって意味じゃなかったんだけど…」
「俺とじゃ嫌?光と寝る?」

嫌なんかじゃないよ!むしろこっちからお願いしたいくらい
でも緊張するんだもん
男と一緒に寝るなんて…
そういう意味じゃないって分かっててもドキドキが止まらないよ
「なっつと…寝る」

ごめんよ、光
決して気味が嫌いなわけじゃないんだよ
ただなっつが好きなんだよ
「よーし決定だ♪」
私の手を握ってベッドへ向かう
ドサッとベットに倒れこむなっつ
「鈴香もおいで?」

おいでって…どこにいけばいいのさ!?
とりあえず寝ころんでいるなっつの隣にちょこんと座ってみる
「なに座ってんの、寝るんでしょ?」
「ねっ、ねね寝ますよ!?」