ちなみに私達が所属しているサークルは“現代文化研究サークル”という名の適当サークル
現代文化って小難しい言葉使ってるけど、活動内容はゲームだの麻雀だのトランプだの
春はお花見、夏は海
長期の休みには部費で別荘を借りてのお泊まり
ね?適当でしょ?
「疲れた―っ!」
「鈴香ってば、それ今日8回目だよ」
「うえっ、そんなに言ってた!?」
「言ってたよ~余りにも言うから数えちゃった」
茉莉とはすごく気が合う
一緒にいて気を遣うこともなく、とにかく楽だった
外見も性格も正反対だけれど、そこがまた合うのかもしれない
サークル棟は3階建てで、現代文化研究サークルは2階の1番奥
「部室人いっぱいかな~って、あれ?部室のドア開いてる」
「ほんとだ」
珍しい…
いつもは閉めきっているのに
そこには男と思われる後ろ姿が2つ
1人は同じサークルの矢野光(ヤノヒカル)
良く言えば面白い、悪く言えばあほ
まぁ…あほ。
でももう1人は…――?
茉莉も光だと気づいたらしく
「なんだ光じゃん。光―っ!」
茉莉の声に反応し、こっちを振り向く光
「おーっ、鈴香と茉莉じゃん!今まで講義?お疲れ!」
光の陰に隠れて見えなかったもう1人、それが
現代文化って小難しい言葉使ってるけど、活動内容はゲームだの麻雀だのトランプだの
春はお花見、夏は海
長期の休みには部費で別荘を借りてのお泊まり
ね?適当でしょ?
「疲れた―っ!」
「鈴香ってば、それ今日8回目だよ」
「うえっ、そんなに言ってた!?」
「言ってたよ~余りにも言うから数えちゃった」
茉莉とはすごく気が合う
一緒にいて気を遣うこともなく、とにかく楽だった
外見も性格も正反対だけれど、そこがまた合うのかもしれない
サークル棟は3階建てで、現代文化研究サークルは2階の1番奥
「部室人いっぱいかな~って、あれ?部室のドア開いてる」
「ほんとだ」
珍しい…
いつもは閉めきっているのに
そこには男と思われる後ろ姿が2つ
1人は同じサークルの矢野光(ヤノヒカル)
良く言えば面白い、悪く言えばあほ
まぁ…あほ。
でももう1人は…――?
茉莉も光だと気づいたらしく
「なんだ光じゃん。光―っ!」
茉莉の声に反応し、こっちを振り向く光
「おーっ、鈴香と茉莉じゃん!今まで講義?お疲れ!」
光の陰に隠れて見えなかったもう1人、それが

