やっぱり、これはチャンス…?私がまた話を続けようとすると、 いままで話を聞いていたメイド二人が急に私の手をギュっと強く握り、 「大丈夫よっ、私たちから旦那様に話をしてみてあげるからっ」 「あなたはここで待っててねぇ」 そう言い残して走って行ってしまった。 呆然とする私… でも、これで仕事できるかも知れない! 神様、私にチャンスをくださって、ありがとうございます。