っていうか、仕事覚えるのに夢中で、そんなこと考えてる余裕は一切なかったもん。 「全然思い出せません。」 多分、いくら頑張っても思い出せるとは思えないし…。 「すっごく緊張してたよ?俺、アンタの目の前通ったけど、体が少し震えてたもんな。」 えぇっ!? そんな近くを通ったなんて……覚えがないんですけど。 「それ…、本当に本当ですよね?」 「本当だよ。面接する部屋の前で待ってる時だったな。少し顔俯かせて、いかにも“緊張してます”って顔してたぞ?」 そんな顔見られたの!? 恥ずかしいよ…。