朝礼が終わると、社長さんは“頑張ってね!”と笑顔で言って、社長室へと戻って行った。
「和丘さん、ちょっといいかな?」
そのあと、課長さんに呼ばれて、私が傍へ行くと、そこにはスラッと背の高い男性が立っていた。
「今日から、しばらくの間、和丘さんに仕事を色々と教えてくれる、宇堂君だよ。分からないことは遠慮なく彼に聞いてもらって構わないからね。」
ダンディーな雰囲気漂う課長さんが優しい笑顔で紹介をした。
「宇堂 樹(ウドウ イツキ)です。今日から宜しく!」
そう言って爽やかな笑顔を見せた。
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