怪しい男の人が言っていた交差点の角を曲がって進んで行くと… うそっ…… 私は息をきらしながら、目をパチパチさせた。 だって… あの人の言ってることが本当だったから…。 私の目の前には、今日から働く新しい職場が朝の日差しを眩しいくらいに浴びていた。 誰だか知らないけど、怪しい人…ではなかったのかな…? 首をかしげながら、会社の中へと私は入った。