「…だ…大丈夫ですよ。私の職場…あまり男性の人がいないって聞いてますから。言い寄られることもないと思います。」 「そんなこと分からないぞ?歳が離れてたって、幸歩を好きになる奴が出てくるかもしれないじゃん。俺だってそうだったんだから。」 そ…そう言われると、少し納得……。 いやいや、納得してどうすんの!! 「柊平、心配しなくても大丈夫だよ。そもそも言い寄られること自体ないから……きゃっ!」 言っている途中で柊平が私の肩に手を回したかと思ったらグイッと引き寄せられてしまった。