「俺は、この写真…肌身離さず持っているつもりだよ。」 えっ…その変な顔の写真を!? 「そっ…それはダメです…!何もそれを持っていることないじゃないですか…!」 柊平から写真を取ろうと手を伸ばすものの、柊平がそうさせないように写真を引っ込める。 「あっ…ちょっと柊平……んっ……」 伸ばしていた私の手を柊平は掴むと、グッと引き寄せて唇を塞いだ。