「卒業式の夜…?幸歩…、俺と一晩過ごしたこと、思い出してくれてたなんて、嬉しいなぁ。」 !! 「えっ…!あの…違いますっ!そこじゃなくて、もう少し時間は前というか……。」 慌てる私に柊平はニヤッと笑みを浮かべた。 私の顔は途端に熱くなる。 あの夜は、3人で楽しく食事をしただけでは終わらなかったんだよね…。