腕を掴まれたまま、半ば強引に柊平の家に入る。 「や…やっぱり、着替えてきます…バッグも置いてきたいし…。」 「ダメ。俺も幸歩が帰ってくる前にコンビニで何か買って来ようかと思ったけど、やめたし。」 速攻で“ダメ”って言われちゃった…。 「幸歩と一緒にいる時間は少しでも長く作りたいからな…。最近、あんまり話も出来なかったし…。」 ……そうだね。 確かに…一秒でも長く… 傍に居たいな……。 ま……まあいっか…。 服装よりも…柊平と過ごす時間の方が大切だもんね…。