ニヤッと笑いながら、私の方へと近付いてくる。 「おかえり。お前が帰って来るの…待ってた。」 私の頭をクシャッとさせながら、無邪気な笑顔を見せてくれる柊平に、心が温かくなる。 嬉しいなぁ…。 今の言葉だけで、一日の仕事の疲れが飛んじゃうくらいだよ…。 「ただいま…。ちょっと待ってて…。今、着替えてくるから……。」 急いで中に入ろうとする私の腕を柊平は掴んで引き止めた。 「そのままでいいよ…。幸歩を目の前にしたら、もう待てねぇから。」 「えっ…ちょっ……ちょっと柊平!?」