夢じゃないんだよね…? 卒業式の日… 先生からプロポーズされて、この指輪をプレゼントされたこと… 幻なんかじゃないんだよね…。 あの日以来…、朝起きる度に、こうして左手をかざすのが私の習慣になっちゃった…。 カーテンの隙間から零れる春の柔らかい日差しを浴びてキラキラ光る指輪に、自然と笑みが零れてしまう。