いつの間にか、玄関にお母さんが満面の笑みで、やってきていた。 本当、いつの間に!? ど…どこから私たちのやり取りを見てたんだろう…。 気配なさすぎだよ…。 「こんにちは!急に伺ってすいません…。これから、幸歩とドライブに行こうと思って…。」 爽やかな笑顔で挨拶する柊平に、もうお母さんのテンションは右肩上がり。 「どうぞどうぞっ!楽しんで来て下さいね!幸歩を宜しくお願いします。」 私の肩をポンッと優しく押して嬉しそうな顔をしながら送り出してくれた。