「なんか幸歩…、日に日に可愛くなってくよな…。」 へっ!? いきなり何?? 顔が急激に熱くなっていく。 「そっ…そんなこと断じてないです!もう……柊平ってば何言ってるの…?」 恥ずかしくなってきた私は顔を俯ける。 「本当は俺以外の男には、幸歩を見せたくないんだよなぁ…。」 柊平は一度立ち上がって家の鍵を開けると、顔を俯けて座っていた私を抱きかかえた。