「あんまり無理して走ってこなくても大丈夫だからな?俺は、ちゃんと幸歩のこと…待ってるから。」
柊平の優しい声が心をフワッと包み込む。
あったかい…。
柊平といると、心も体も…全てがあったかいよ…。
「ちょっと寒いし、そろそろ車に乗ろっか。」
しばらく抱きしめ合った後、私たちは車に乗り込んだ。
すぐに車を走らせるのかな……と思いきや、柊平はエンジンをかけ、暖房を入れただけ…。
ふと柊平を見ると、だんだんと顔が近づいてきて、瞬く間に唇を塞がれてしまった。
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