「それじゃあ、お疲れさま〜!来週から、また頑張ろうね〜!!」 色々と柊平の話で盛り上がった歓迎会も、ようやく終わり、夏井さんたちと別れた後、私は駅の方へと歩いていた。 えーっと、柊平に電話しなくちゃね……。 今、何してるかなぁ…? さすがに、学校からは帰って来てると思うけど……。 携帯を取り出して、電話をかけると…… 『もしもし、幸歩?』 えっ…… 柊平、電話に出るの早い…。