「和丘さんは、この辺ねっ!」 どうやら席は自由らしくて、何となく私は長方形の長いテーブルの真ん中辺りに座らされた。 そして、その周りを夏井さんたちが、びっちりと囲む。 これって… 初めから指輪のことを聞くってことなのかなぁ…? 『夏井さんたちが和丘さんガードしちゃったら、俺たち近寄れないじゃん…!』 あとから入ってきた庶務課の男の人たちがため息まじりに空いている場所へと座っていく。 それとなく男性は男性で、女性は女性で固まるような形で座るようになった。