「さあ、和丘さんっ!その辺で仕事は切り上げて、飲みに行くわよ〜っ!」


いつもよりも、テンションの高い声で夏井さんが軽く肩をたたく。


「は…はい!」


私は大慌てでデスクの資料をまとめて片付けをした。



そう…今日は…
歓迎会の日…。