わ……私!? 顔が途端に熱くなる。 「は…早く帰って来ちゃって大丈夫?学校だって始まったばかりで忙しいのに…。」 「学校は大丈夫…。それに今日は、幸歩の新しいスタートの日だったから、早く会いたかったんだよ。一緒に話もしたかったし…。」 柊平の言葉に、ついつい笑顔になる。 私も…… 早く会いたかった…。 もう学校の中では会うことが出来ないから尚更… 早く柊平に会って、声……聞きたかったんだ…。