「どうした?会社でいいことでもあったのか?ニコニコしてるけど…」 「えっ!?」 会社で…じゃなくて、柊平の顔見れてホッとしたから笑ってるんだけどな…。 「…そんなにいいこと、あったのか?」 柊平は興味津々そうな顔で私を見る。 「そっ…そんなに笑ってないですよ…。は…恥ずかしいから、あまり見ないで下さい…。」 顔を横に向けようとすると、顎を柊平の方にクイッと向けさせられて、そっと触れるようなキスをくれた…。