｢なにがよ｣
｢俺…惚れそうだ…｣
優羽がそう言った
そんなこと言わないでよ…
照れるよ…
あたしだって好きになっちゃう…
そう思ったとき
優羽があたしを、
抱きしめた…
あたしは何も出来ない…
｢優羽？｣
｢俺な、
会ったときに可愛いって思って
喋ったら声が可愛くて、
いっぱい喋っていくにつれて
お前といるのが楽しくなって
俺、お前んこと好きだ…
いきなりごめんな…
何かあったら俺が守るから
いつもそばにいるから
俺の横にずっといて
俺と付き合えよ…｣
あたしはそっと
優羽の頭を撫でながら
｢絶対離れないって約束する？｣
｢絶対に離れねえよ
約束するから｣
｢優羽？｣
｢ん？｣
｢大好きだよ｣
