「あ、お兄ちゃん…
ってか聞いてないよ!!
なんであたしの担任なの!!
普通身内って担任とか
駄目なんじゃないわけ?」

「は?樹理亜が気になるのは
そこなわけ?」

「え?あ、何でここにいんのよ!!」

「遅いよ…」

「いいじゃん…」

「まっとにかくまず席に付け
点呼とるぞ」

そう言った私の
お兄ちゃんの名前は
カンヅキ リュウヤ
神月 龍夜

それにしてもお兄ちゃんが
あたしの担任って…
先が思いやられる…

そう思っていると
点呼が終わり解散となった

優羽が近くに来た
「じゅーりあっ!!」

「なーにっ?」

「アド交換しよ~?」

「いいよ」

そう言って交換した

「なあ、樹理亜?」

「ん?」