優羽を止めた

「お前どいてろ
復讐すんじゃねえのかよ」

「もう復讐になってる
優羽と付き合ってるだけで復讐
今は、痛くもかゆくも
ないかもしれない
でももう復讐になってるから」

「意味わかんねえよ!!
俺はこいつに聞きたい事があんだ!!」
そう言ったとき

「聞きたい事ってなんだよ?」
って口をはさんできた

「樹理亜とどこまでやった?」


………

はいーーー?
「聞きたかったのはそんなこと?
そんなのあたしに聞けばいいじゃん」
そう言ってあたしは爆笑した

「笑い事じゃねえよ
俺は真剣なんだ!!」

元男は言った
「教えてやるよ
樹理亜と俺は何も無かった」

「嘘言ってんじゃねえ」

あたしはまだ笑ってる
そしてあたしは優羽の耳元で言う


「あたし優羽が始めて」

「はいいい?」