「優さんが地図を持ってるんですから、しっかりして下さい」

「分かってるって...」



その日の心は

なぜかとても冷たくて



嫌な感じだった





そのせいかどうかわ

わからないけど



俺もちょっとピリピリしていた





「じゃあさあ、心がこれ見て探してよ」



そう言って俺は

心の目の前にへたくそに書かれた

地図を出した