「…ふぅ。美玲に話してすっきりした」 『良かった』 あたしのマンションの家に着くまでずっと話してた。 “1つ歳が違うだけで、なんでこんなに違うんだろうー…” “ときどき、彼女が泣きそうな顔をするんだー…” “彼女が、遠くにいる気がするー…” なんでか、あたしと莉夜に似てると思った。 由宇の話を聞いてると、ズキッと胸が痛くなった。 彼女のことを話す由宇の泣きそうな顔が、莉夜みたいだった…。