フンッと満足そうに笑って学校内に入って行ったあたし。 友達に聞いた、自分のクラスに行くため、2階に行く。 今ごろ、莉夜質問攻めになってるだろうなー。と階段を上りながら自然に上がっていく口端。 やっと着いた2階は、予想よりも少し賑やかで安心。 あんまり静かだと教室に入りにくいからね。 『おはよー』 戸惑いもなく開けた自分のクラスのドア。 その風景は春休み前と、なんら変わりはない。 おはよーと言ったあたしに、みんながおはようとちゃんと返してくれる。