『おやすみ、入って来たら変態って呼ぶから』 莉夜もお風呂に入り終わって、眠くなったあたしは寝ることに。 リビングを出るときそう言って、部屋に入ろうとするとバタバタと勢い良く莉夜が走って来た。 …ちょっと、近所の人から苦情来るでしょ。 「まって美玲ちゃん!!」 『なによ、変態って呼ばれたいの?』 「ちっ、違う!!」 ふるふると首を振って言う莉夜に「じゃあなに?」と聞くと… 「僕、どこで寝ればいいの?」 『…は?』 莉夜の言葉に、ついつい眉間にシワを寄せてしまった。