『…由宇は?彼女さんとクリスマス過ごせるの?』 なぜか負けた気がして、話をそらした。 ここはスタッフルールで、あたしと由宇しかいないから大きな声で話しても大丈夫。 …本当はお店が忙しくてスタッフルールに来る人がいないだけなんだけどね。 本当は手伝わなきゃダメなんだけど、あたしはサボって由宇と話してる。 『で?どうなの?』 楽しそうにコーヒーのカップを片手に聞けば、満面の笑顔で返された。 「クリスマス、仕事休んでくれたんだ」 そう嬉しそうに彼女さんの話をする由宇は可愛いと思う。