☆小悪魔*天然わんこが同居人☆



『ちょっと、かして』

「……へ?」


莉夜の手からタオルを奪ってソファーに座る。


その行動を赤くなった目のまま不思議そうに見上げてくる莉夜。


『…明日起きて目腫れてたら気持ち悪いし、愛達に騒がれるのも嫌だし…』

「…やってくれるの?」

『まぁ、しょうがなくねっ…』


そう言いながらタオルを目にあてると莉夜は、ソファーの背もたれに頭をつけて「ありがと」と嬉しそうに笑った。


「眠くなってきたかも…」

『は?まじ無理』

「美玲ちゃん、優しいね」

『……っ、』


目はタオルで隠れて見えないけど、口はにこっと笑っている。


優しくなんかない…。


それでも…自然と顔に熱が集まる。


…よかった、莉夜に見られなくて。