『聡子?聡子なんだね!元気なのかい?ずっと毎日手紙を待ってたんだよ、良かった…無事で良かった』 
 
耳元で囁かれる声で私の身体は熱く濡れる 
『女将さん…会いたいです』

私は今すぐに抱かれたいという気持ちを込めて言った。

若女将はそれを察したが優しく私に告げた


『聡子、私はいつも聡子の側に居る。会えなくたって思いは同じなんだ。あんたはこれから強く生きなきゃならない。私はあんたの幸せだけを毎日願っているから』