―5年後 畑仕事に区切りをつけた歳老いた男性は、大きな木を見つけ、そこに体を預けながら一服し始めました。 ふと視線を足元に向けると、シラカバの木の枝のようなものが白い雪に混じって、きらきら輝いているように見えます。 老人は惹かれるようにして、その枝のようなものを引っ張りました。 「・・・っ!これは・・・」 やっと やっとだね 「ばあさーん!大変だ!」 暖かくして 寝るんだよ 今度こそ おわり