よいしょ よいしょ 少し大きい長靴は、ちょっと歩きづらい。 よいしょ よいしょ 積もりゆく雪の中を、足を精一杯あげて歩く少年。 だれも寒さから外に出ていない中、この一人の少年だけが、一生懸命に歩いてました。 だれもいないよ だれもいないね この世界に少年一人しかいないかのように、辺り一面だあれもいません。 だんだん寂しくなってきました。