夜の散歩道


オレンジ色の
街灯に照らされた
アスファルトの道


空を覆い尽くす夜も果てがなく
永遠に続いて行きそうだ



ボクの3歩先行く
小さな背中
手を伸ばせば届くかな


差し出しかけた手を
空中で止め
引っ込める
唇噛みしめ うつむいた


果てのない
暗闇の散歩道


キミとなら
永遠に
さまようのも いいだろう



儚く脆い背中には
触れずに そっと