一枚の襖の向こうに眠る君の
規則正しい寝息が

青い薄闇に包まれる
この部屋に聞こえて

ざわめく心で
目を閉じれば
君を抱く夢を見る



窓を開け
清々しい空気を吸いながら
「よく眠れた?」なんて
笑顔で言う君を
まっすぐ見れない旅先での朝