「麻紀~」



私は泣きながら麻紀の名を叫んだ。



クラスは一瞬で私に目をやった。


「どうしたの!?」

「麻紀~ぃ」

「とりあえず移動しよう!!」

「うん...」



そして私と麻紀は人のいないところに来た。