私はその場でしゃがみこみ泣きじゃくる。




麻紀は私の異変に気づき、





「大丈夫?」




と、声をかけてきてくれた。




私は泣きながらトイレを出た。



「麻紀・・・・。どうしよう・・・。陽性だったよ・・・。」



麻紀は驚いた顔をして言った。



「明日、病院行こう」



私は麻紀の顔を見た。