「…岡田、高城」 「「ハイ」」 私がさっきまでメロンパンを食べながら見ていた黒板の方から、私とヒロキを呼ぶ声。 担任の、ゴン。 本名は、池田。 そんなゴンは、怖いぐらい落ち着いた様子で。まるで"いつもの事や"と目で言っているように。 「お前ら…もう後5分で終わるけど、今の今まで授業中やぞ」 「「ハイ」」 「居残りな、今日」 「「ハイ喜んで」」 私達が2人同時に返答すると、これまた呆れたというようにハァーとため息を吐く、ゴン。