「でさ、頼みあるんですよ」
いきなり敬語になるショウくん。
上目づかいであたしを見てる。
「何?」
「正直帰りたいからさ、一緒に抜け出すふりして帰ろうよ」
なんなんだ、この中学生…。
でも、あたしも今抜け出せたらレイさんのとこ行けるんだよね。
仕方なくあたしはこの中学生に協力することにした。
はやくレイさんのお見舞い行きたいもんね…
ってか家分かんなくない…?
「いいよ………。」
「まじ?やった。じゃあタイミング見計らうからちょっと待ってて」
その間にあたしはレイさんに
メールをうつことにした。
お見舞い行くーってね。
でも本当はサプライズで行きたかったんだけど聞いたら無理だよね………。

