そばにいれたなら








あたしはコクン、と頷いた。


もちろん明日もあたしの目的はあなた。




「そっか、名前は?」



「マキ、です」



「俺はレイ。そこで働いてる。」





レイさんが指差したのはやっぱりあのいつものホストクラブ。


それがさらにこの人がいつも見ていた「レイさん」だと言うことを確信づける。



あたしがぼーっとホストクラブを見ているうちにレイさんは近くの電信柱を下敷きに何かを紙に書いている。




書き終わるとそれをあたしに渡して…




「待ってる時またあーゆーのにあったらここに電話ちょうだい。俺のだから」




そこにはケー番とアドレスが書いてあった。
この人はすごく優しい、
そう思った瞬間だった。




「ありがとうございます……!」