「ん………ふ…」
唇を塞がれてすぐに割入ってくる熱い舌。
「俺、限界越えちまった。」
苦しそうに話す彼の顔に視線を向けるとギラギラじゃないけどフェロモン放出。
ギラギラフェロモンよりも私をクラクラさせる新しいフェロモンの放出を浴びて膝がガクガク震えたんだ。
悔しいくらいに色気たっぷりな嶋田さん。
女だけど嶋田さんの色香に勝てる気がしない。
「私なんて嶋田さんより先に限界越えしてましたよ?」
膝に力が入らない私は嶋田さんの首に腕を回して言葉を落とした。
「煽るなよ――…。」
苦しそうに言葉を紡ぐ嶋田さんに唇を寄せてキスをした。
「抱いて下さい―…。」


